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オリンパス、映像事業が不振で4~6月期は6割減益


 オリンパス株式会社は1日、2005年4~6月期の連結業績を発表した。売上高は2,141億7,900万円で前年同期より45.4%増。純利益は61.9%減の4億300万円となった。

 デジタルカメラを含む映像事業の売上高は、国内が60億4,900万円、海外が487億8,500万円の計548億3,400万円。国内および海外で価格競争が激化し、全体で前年同期比約2割の146億円の減収となった。全事業における構成比は25.6%。

 利益面では、デジタルカメラの販売減少で減益。ただし期初の計画に沿った実績としている。

 なお、映像事業以外の売上高は、医療が499億9,400万円、ライフサイエンスが235億7,700万円、情報通信が735億8,300万円、その他が121億9,100万円。医療用内視鏡、内視鏡処置具、血液分析機、生物顕微鏡が販売を伸ばした。

 なお、情報通信事業は、2004年9月にアイ・ティー・エックス株式会社を連結子会社化したため新設。携帯電話などのモバイル端末販売、モバイルソリューション、システム開発などを事業区分としている。

 中間期および通期の見通しは、前回発表時から変更していない。中間期の売上高を4,970億円、純利益を20億円、通期の売上高を1兆700億円、純利益を230億円と見込んでいる。



URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/brief/pdf/brief138PA.pdf

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( 本誌:折本 幸治 )
2005/08/01 20:50
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