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パナソニック「Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 ASPH. MEGA O.I.S.」
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交換レンズ実写ギャラリー
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Reported by
安孫子 卓郎
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E-330 / 3,136×2,352 / 1/30秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 14mm
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E-330に装着。価格は157,500円
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「LUMIX DMC-L1」とセット販売のみだったLeica Dレンズが、2005年12月から単体でも発売されるようになった。今回はオリンパス「E-330」との組み合わせを中心に試してみた。
35mm判換算で焦点距離28-100mm相当のレンズであることを考えると、本体はかなり大きめといえる。ただし見た目の割に重量感はないので、E-330とのバランスは良好。最大の特徴は手ブレ補正ユニットだが、オリンパスのボディでも常時補正のMODE1という形で効果がある。ファインダーをのぞくと画面が揺れて、手ブレ補正が働いていることがわかる。ファインダー内の揺れ方は、キヤノンのIS(Image Stabilizer)に近い。
E-330のライブビュー機能を使うと、腕を伸ばして撮影するなど不安定な条件も多くなるので、手ブレ補正はありがたい機構である。今回も片手を伸ばしてライブビュー撮影する場面など、厳しい条件でもブレのない写真が撮影できている。
レンズには絞りリングが装備されているが、オリンパスのボディにつけると操作できない。ポジションをAに合わせることで、オリンパス製レンズと同様に、ボディ側でどの露出モードでも操作可能になる。使い勝手はまったく変わらず、プラス手ブレ補正がつくと考えて良い。
写りはさすがに良好で、オリンパスでいえば最高級グレードのレンズに匹敵する。Zuiko Digitalの標準ズームレンズは、普及クラスと中級クラスしかない。本レンズはスーパーハイグレードクラスを補完する存在といえるだろう。
望遠端でも50mm F3.5のため、数m離れると背景はほとんどボケない。だが逆に絞り込んで撮影する風景撮影などでは、開放でも十分な深度があり、手ブレ補正もついているので三脚なしでも撮影できるのはありがたい。春の桜シーズンなどにはぴったりのレンズといえるだろう。
オリンパスの「14-54mm F2.8-3.5」より最短撮影距離が7cm長いのが惜しまれるが、別途マクロレンズがあるならば、レンズ交換で対処できる。レンズキットでオリンパスのボディを買い、上級クラスの標準ズームを狙っている人には、十分値打ちのあるレンズだといえよう。
- 作例のリンク先のファイルは、JPEGで撮影した画像をコピーおよびリネームしたものです。
- 作例下の撮影データは、使用ボディ/記録解像度(ピクセル)/露出時間/絞り値/露出補正値/ISO感度/ホワイトバランス/実焦点距離を表します。
- 強調のため一部の項目を1行目に抜粋した場合もあります。
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F3.5
E-330 / 3,136×2,352 / 1/400秒 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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F4
E-330 / 3,136×2,352 / 1/320秒 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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F5.6
E-330 / 3,136×2,352 / 1/160秒 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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F8
E-330 / 3,136×2,352 / 1/80秒 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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F11
E-330 / 3,136×2,352 / 1/40秒 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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F16
E-330 / 3,136×2,352 / 1/20秒 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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E-330 / 3,136×2,352 / 1/200秒 / F3.5 / -1EV / ISO100 / WB:晴れ / 14mm
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E-330 / 3,136×2,352 / 1/160秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 14mm
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E-330 / 3,136×2,352 / 1/100秒 / F3.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 50mm
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E-330 / 3,136×2,352 / 1/250秒 / F5.6 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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E-330 / 3,136×2,352 / 1/160秒 / F3.5 / -0.3EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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E-330 / 3,136×2,352 / 1/100秒 / F3.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 50mm
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DMC-L1 / 3,136×2,352 / 1/400秒 / F3.5 / 0EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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E-330 / 3,136×2,352 / 1/320秒 / F3.5 / -0.3EV / ISO100 / WB:晴れ / 50mm
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DMC-L1 / 3,136×2,352 / 1/1,000秒 / F14 / -1EV / ISO100 / WB:オート / 16mm
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■ URL
パナソニック
http://panasonic.co.jp/
製品情報
http://panasonic.jp/dc/l1/leica_d_vario_elmarit/
交換レンズレビューバックナンバー
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens_review_backnumber/
■ 関連記事
・ パナソニック、DMC-L1の標準レンズ「D Vario-Elmarit 14-50mm」を単体発売(2006/11/13)
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安孫子 卓郎 (あびこたくお)
きわめて頻繁に「我孫子」と誤変換されるので、「我孫子ではなく安孫子です」がキャッチフレーズ(^^;。大学を卒業後、医薬品会社に就職。医薬品営業からパソコンシステムの営業を経て脱サラ。デジタルカメラオンリーのカメラマンを目指す。写真展「デジタルカメラの世界」など開催。現在パソコン誌、写真誌等で執筆中。 |
2007/02/09 01:19
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