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キヤノン、EOS 5D Mark IIの「黒点問題」に言及

~ファームウェアアップデートでの対策を検討

EOS 5D Mark II
 キヤノンは19日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」において、特定の条件下で撮影した画像の一部に、黒点やバンディング(縦の帯状)ノイズが発生すると発表した。

 黒点が発生する現象は、夜景撮影などで明るい小さな点光源(ビルの窓の明かりなど)の右側が黒くなる現象。ディスプレイで100%以上に拡大した場合や、非常に大きくプリントした場合に目立つという。

 バンディングノイズは、記録サイズが「sRAW1」の場合に、カメラ設定、被写体、背景によってノイズが目立つもの。同現象はRAW、JPEG、sRAW2では発生しない。なお、カスタムファンクションの[II-3](高輝度・階調優先)を「0(しない)」に設定することでノイズが軽減する。

 同社では、原因の調査および解析を開始しており、ファームウェアのアップデートにより改善、軽減することを検討している。対応が決まり次第Webサイトで告知する。

 EOS 5D Mark IIは、同社が11月29日に発売したデジタル一眼レフカメラ。35mmフルサイズの有効2,110万画素CMOSセンサー、3型約92万ドットの液晶モニター、映像エンジンDIGIC 4、視野率98%のファインダーなどを備える。フルHDでの動画記録にも対応する。ボディのみの実勢価格は29万8,000円前後。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  告知ページ
  http://cweb.canon.jp/e-support/products/eos-d/081219eos5dmk2.html
  キヤノンEOS 5D Mark II関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/10/07/9241.html


( 本誌:武石 修 )
2008/12/19 16:29
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