ソニー、最薄部13.9mmのスリムモデル「DSC-T90」

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ソニー、最薄部13.9mmのスリムモデル「DSC-T90」

左からブラック、ホワイト、ピンク、ブルー、ブラウン

　ソニーは、「サイバーショットDSC-T90」を3月13日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万8,000円前後の見込み。カラーバリエーションはホワイト、ブラウン、ピンク、ブルー、ブラック。

　同時発表の「サイバーショットDSC-T900」とともに、薄型スタイリッシュラインの「Tシリーズ」を担当するモデル。2008年9月発売の「サイバーショットDSC-T77」の後継機にあたり、前モデルDSC-T77に対しては、CCDの変更1/2.3型有効1,010万画素から1/2.3型有効1,210万画素になった。

　また、720pでのHD動画記録や「おまかせオート撮影モード」を搭載するなど、同時発表のDSC-T700などと共通する新機能を持つ。最薄部13.9mm（DSC-T900は15.1mm）のスリムボディを実現している。光学式手ブレ補正搭載モデルとして世界最薄という。

　DSC-T900との違いは、3.5型約92万ドットのワイド液晶モニターではなく、3型約23万ドットの液晶モニターを採用すること。

　なお下記ページで、同時発表のDSC-T700、DSC-W270、DSC-W220について共通する特徴をまとめている。

　ソニー、「サイバーショット」2009年春モデルを発表


ピンク（レンズカバー開）	ピンク（レンズカバー閉）

■ HD動画記録や「おまかせオート撮影」に対応

　前モデルから本体サイズに大きな変化はない。ただしレンズカバーに新たに光沢コーティングを施すことで「より高級感を演出した」という。またカラーバリエーションも見直し、グリーン系の代わりにブルーを、シルバーに代わってホワイトを用意。ピンクはよりビビッドになった。

　新機能の720p（1,280×720ピクセル/30fps）の動画記録は、MPEG-4圧縮を採用。ただしパナソニックとソニーが共同で策定した720p対応の「AVCHD Lite」には対応していない。上位モデルのDSC-T900と異なり、ステレオ録音は不可能。

　「おまかせオート撮影モード」は、「おまかせシーン認識」、「スマイルシャッター」、「顔キメ」を従来のオート撮影モードに組み合わせたもの。オート撮影モードに置き換わる初心者向けモードと位置付けている。逆光、人物、夜景、マクロなどを自動で認識、適した設定をカメラが決定。さらに「アドバンスモード」では、オート設定に加えて別の設定でもう1枚撮影する2枚撮りも行なえる。


ホワイト	ブラウン


ピンク	ブルー

ブラック

　レンズは焦点距離35～140mm相当（35mm判換算）、開放F3.5～4.6の4倍ズーム。マクロモード時の最短撮影距離は、広角端が8cm、望遠端が50cm。光学式手ブレ補正も装備している。

　記録メディアはメモリースティックPRO-HGデュオ、メモリースティックPROデュオ、メモリースティックデュオ。11MBの内蔵メモリーも備える。バッテリーはNP-BD1。撮影可能枚数は約220枚。

　本体サイズは約93.6×15×57.2mm（幅×奥行き×高さ）。重量は約128g（本体のみ）、約151g（バッテリー、メモリースティックデュオ含む）。

■ ＵＲＬ
　ソニー
　 http://www.sony.co.jp/
　ニュースリリース
　 http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200902/09-0219/
　製品情報
　 http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T90/

■ 関連記事
・ソニー、「サイバーショット」2009年春モデルを発表（2009/02/19）
・ソニー、厚さ15mmの世界最薄モデル「サイバーショットDSC-T77」（2008/08/07）

（本誌：折本幸治）
2009/02/19 17:29

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