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キヤノン、CMOSセンサーを採用した「PowerShot SX1 IS」

~H.264でのフルHD動画記録に対応

PowerShot SX1 IS
 キヤノンは、同社のコンパクト機として初めて撮像素子にCMOSセンサーを採用する「PowerShot SX1 IS」を12月に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は7万円前後の見込み。

 同時発表のCCDモデル「PowerShot SX10 IS」と同様のスタイリングながら、撮像素子に有効1,000万画素(4:3時)の1/2.3型CMOSセンサーを採用。キヤノンとして初のCMOS搭載コンパクトデジタルカメラであり、初のフルHD動画対応モデルでもある。

 また、CMOSセンサーの読み出し領域として、アスペクト比16:9の専用領域を確保。1,920×1,080ピクセル/30fpsのH.264動画記録に対応し、フルHDで29分59秒まで、スタンダードで1時間までの記録が行なえる。

 なおH.264での動画記録は、DIGIC4を搭載した本機を含む5機種の新モデルで共通。ただし本機以外の機種では最大640×480ピクセルの動画記録にとどまっている。




 同時発表の兄弟機「PowerShot SX10」と同じく、レンズは焦点距離28~560mm相当(35mm判換算)、開放F2.8~5.7の20倍ズーム。レンズシフト式の手ブレ補正機構を備える。マクロモードでの撮影距離はレンズ前10~50cm、スーパーマクロでは0~10cm。

 プログラムAE、シャッタースピード優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出での撮影が可能。最高感度はISO3200。

 液晶モニターはアスペクト比16:9の2.8型ワイド。ドット数は23万。上下方向と前後方向の可動に対応したバリアングルタイプとなっている。0.4型ワイド、約14.8万ドットのEVFも搭載する。

 記録メディアはSDHC/SDメモリーカード、MMC、MMCplus、HC MMCplus。本体にHDMI端子を備え、対応テレビでのHD再生が可能。音声はサンプリングレート44.1kHzのステレオ録音となっている。

 電源は単3電池4本。撮影可能枚数は、アルカリ乾電池で約160枚、ニッケル水素充電池で約420枚。

 本体サイズは127.5×87.7×88.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約585g(本体のみ)。表面にはでデジタル一眼レフカメラ「EOS 40D」と同様の塗装を施したという。花形フードを同梱する。

【2008年9月18日】正しい外観写真を追加しました。
【2008年9月18日】別の機種の外観写真を削除しました。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/

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( 本誌:折本幸治 )
2008/09/17 13:41
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